冬場の衣服でセーターは私にとってかなり重要な位置づけになります。平日の勤務先や、また帰宅してからの自宅での普段着として毎年大活躍してくれています。
おそらくというか、同年代の男性の中ではセーターの保有数はかなり高いほうだと思います。
で、このセーターですがいろいろなタイプがありますが、私が例年愛用してるのがタートルネックタイプのセーターです。
昔はとっくりセーターとか呼んでましたね。
Pingouin Hiver no. 18 / gytk67
タートルネックは人によっては、首元が締め付けられる感じがして嫌いだとおっしゃる方もいるようですが、私は逆にタートルネックじゃないと冬場の冷たい冷気が首元から入りこんでくるので、これじゃないとダメです。
気のせいかもしれませんが、私は首元を冷やすと扁桃腺が腫れて高熱が出やすい気がするので、冬場は極力首元を冷やさないようにしてます。
それで、何年ぐらい前になるでしょうか、フリース素材のものが大流行したことがありました。値段も安くて、温かだという触れ込みで大ヒットしたようですが、私はこのフリースがダメです。はっきり言うと、大嫌いです。
値段が安いのは認めますが、温かいというのは認めません。あと少し着るとすぐに蕁麻疹のごとく毛玉が湧いてくるのが・・・もう無理です。なので、セーターが好きで冬場よく着ているものの、着れるセーター、着たいセーターのストライクゾーンがかなり狭いです。
あと、体が平均的な日本人男性よりかなり大きいので、この辺でも着ることができるものが限られてきます。そんな中、数年前だったかある雑誌で「コマンドセーター」という代物を目にしました。
映画などで見かける、欧米の兵隊さんが着用している肩と肘の部分にあて布がしてあるあのセーターです。このコマンドセーターがひそかに人気があるそうで、雑誌でとりあげられていました。
一口にコマンドセーターといっても、イギリス軍、NATO軍、アメリカ軍のものとそれぞれのタイプのセーターが日本には入ってきているようです。おおもとは、英国軍が発祥のようでこれを模してアメリカなどは軍隊用にセーターを作ったようです。
で、なぜこのコマンドセーターにわたしが反応したのかというと、2つの理由があります。
・ウール100%のものがほとんど
・袖丈をはじめ、欧米サイズなので大柄な私でも余裕で着用できる
この2つの理由で、私はこのコマンドセーターに魅力を感じました。
やはり、セーターはウール100%のものが私は好きです。温かさが違います。気のせいだと言われるかもしれませんが、体感的にはウールのセーターが絶対的に温かいと私は思います。
それから、サイズ。
私は身長が180cmを超えていて日本人としては比較的背が高いほうだと思いますが、それにもまして腕が相当長いです。カッターシャツの袖丈は84cm、首周りは41cmのものを着用してますが、このサイズのシャツが地元の店舗には数が少ないです。
このサイズのものは売れないんでしょうね。
なので、他の服もこのサイズのものが極端に少なく、田舎なので結構服を購入するのに苦労します。で、それらを解決してくれるのがどう
やらコマンドセーターではないか?と雑誌を見てて思った私。
しかし、肩と肘にあて布がしてあるのはちょっと勤務先では無理っぽい感じが・・・。それに、雑誌を見てたら私がメインで着てる「タートルネック」のセーターがありませんでした。
それで、コマンドセーターの「タートルネック」タイプのものはないものか?とネットで探してみたんです。
ありました!
⇒ COMMANDO 554 ロイヤルネイビー サブマリナー セーター エクリュ(ecru)
上記のアマゾンの商品ページを見てみると、このセーターを製造しているのが
コマンドニットウェア社
となってます。この社名から、コマンドセーターって呼び名が出来たのでしょうか?その辺、さだかではないですが、説明によると、今回見つけたセーターはイギリス海軍の潜水艦隊の隊員へ支給されているモデルになるようです。
そういえば、何か映画で見たことあるようなセーターに見えてきました。特徴としては、英国羊毛100%であること。
サイズが英国サイズで少し大きいこと。さらに、コマンドセーターではなかなか見当たらなかった「タートルネック」であること・・・。
体が大きく、わがままな日本人の私にはピッタリすぎるセーターではありませんか!おまけに、カラーがホワイトだし・・・。少しタイトな感じで、お腹が出てきてる中年のおじさんには少々きついかもしれませんが、本格的な冬を前にひとつ購入してみたいと思います。