私のような中年のオジサンになると、友人やちょっとした酒の席などで一番話題に上がるのが「健康・病気」に関する話題です。w
先日金曜日の仕事帰りに久しぶりに仲間と焼き鳥屋に行った時に、同僚から聞いた「血管ドック」というのが気になって、当日帰宅してから色々調べたので今回はこのことについて書いていきます。
そもそも血管ドックとは?
人間ドックという言葉はこれまでにたびたび耳にしてきたことがありましたが、血管ドックというは私にとっては耳慣れない言葉でした。
人間ドックから想像するとなんとなくこんなものであろうと想像はできますが、実際どのようなものなのかまずは調べてみました。そうすると、ネット上で血管ドックについて情報を提供されている医療機関のサイトを見てみると大きくわけて2種類確認できます。
心血管ドック
脳血管ドック
また、検査の内容が医療機関によってことなるケースが多く、その呼称も心臓ドックや脳ドックと記載されているところもありましたが、内容的には同じものなのではないかと思います。
要は、脳などの頭部や首など頸部の大動脈、また心臓の血管、足の下肢動脈など「血管」の健康状態を検査するのが「血管ドック」の目的といえるようです。
近年日本人の死亡原因の上位に入っている心疾患や脳血管疾患を事前に察知し予防するための検査と考えてよいようです。
血管ドックの費用ってどれぐらいかかるの?
中年仲間でよく話を聞くのが「人間ドック」は健康保険がきかない、適応外であるという話。健康保険は病気や怪我をした時に使うものなので、血管ドックも適応外みたいですね。
また血管ドックの費用についてネットで調べてみると、まず一般的な人間ドックの検査のオプションとして血管ドックをやられているところが多いようです。
身長や体重を計測する身体測定、視力・聴力検査といったところから、血液検査や尿検査など、いわゆる会社勤めされている方であれば定期的に行われている健康診断の内容にプラスして血管ドックを実施というパターンのようです。
で、今回いろいろな医療機関の血管ドック(心血管ドックor脳血管ドック)のサイトでの案内を見てて注意したいのが・・・
血管ドックの費用が記載してあるところだけ見ると、それほど高くないように思ってしまうケースが結構ありました。
しかし!ページの別の箇所に別途注意書きで血管ドックは人間ドックなどのオプション検査になりますとか、血管ドックだけの検査はできませんと・・・小さく書かれているケースが散見されました。wwww
なので、血管ドックをうけようとするとすべてひっくるめると結構な費用がかかるようです。
参考までにネットで確認できる医療機関で血管ドックの費用が掲載されているところをいくつかピックアップしてみると
石川県 独立行政法人国立病院機構 金沢医療センター
※PDFファイルです
http://www.kanazawa-hosp.jp/service/kekkan/kekkandock_140130.pdf
■ファイル削除で閲覧不可
一泊二日コース 150,00円(税抜き)
一日コース 47,000円(税抜き)
東京血管外科クリニック(下肢静脈瘤専門)
https://www.tokyokekkan.com/blood_vessel_doc/
■記事削除で閲覧不可
20,000円(税抜き)
JR札幌病院
http://www.jrsapporohosp.com/modules/checkup/content0003.html
¥20,500(税込み)
東大病院
http://www.h.u-tokyo.ac.jp/patient/depts/kenshin/
心血管ドック 料金54,000円
脳血管ドック 料金43,200円
※人間ドック(料金64,800円)のオプション検査になっているようです。
とにかく、各医療機関で費用にかなりのバラつきがあるのが分かります。また検査の内容も色々と違いがあるのが分かります。
基本的に事前の予約が必要なので、血管ドックをうけてみたいという方はご希望の医療機関に詳しいお話をお聞きになることをおすすめします。
おすまいの近くで血管ドックを実施されている医療機関をさがすには、Yahoo!やGoogleで「血管ドック 東京」とか「血管ドック 大阪」などのように、血管ドックのあとにお住まいの都道府県名を入力して検索すると探しだすことができると思います。
【おもな都道府県・都市で血管ドックを実施している医療機関の検索結果ページ。Yahoo!とGoogle】
健保の補助金や生保や損保のサービス活用ができるかも?
人間ドックは先ほど書いたように基本的に健康保険がきかずに、その費用は全額負担になっています。
しかし、健康保険では人間ドックの費用の補助金が出るところもあるようです。血管ドックが人間ドックのオプションで実施されている医療機関が多かったことから、ひょっとするとこの補助金が受けられる可能性があるかもしれないので、今現在あなたが加入されている健康保険、民間の企業であれば最寄りの社会保険事務所、自営業など国民健康保険の方は市町村の方へ問い合わせてみるとよいかと思います。
あとAll Aboutさんのサイトに以下の興味深い記事がありました。
民間の生命保険や損害保険会社で人間ドックや脳ドックの割引サービスが受けられるところがあるという情報です。
これは、知識として知ってないと分からないというか気がつかないですよね。
生命保険はまだ分かりますが、損保のほうでも人間ドックなどの費用の割引サービスがあるのは驚きでした。
実際に損保のサイトを調べてみると
■損保ジャパン日本興亜
■ソニー損保
以上のように、今現在あなたが加入されている生命保険はもちろんのこと、損害保険の保障、サービス内容を一度確認されてみるとよいかと思います。