みなさんがお住まいのエリアでも、そろそろスーパーや八百屋さんの店頭に春の味覚「たけのこ」が並ぶ季節になっていることかと思います。
この春を満喫できる「たけのこ」、大好物だとおっしゃる方も多いかと思いますが、いざ自宅で食べるとなると結構面倒くさい食材になるかと思います。
その面倒くささの一番の元凶が「あくぬく」ですね。
スーパーなどで小ぶりのたけのこを買ってきたときはそれほど苦労はしませんが、我が家はたまにまとまってごっそりたけのこを頂くことがあります。
この時が、アク抜きが大変です。今回はこのたけのこのアク抜きについてお伝えしていきます。
たけのこのあく抜きは昔から様々な方法が実践されている
たけのこのあくぬきというと一番有名なのは「米ぬか」を使った方法だと思います。それの延長線上で「米のとぎ汁」を使ったあくぬき方法なども認知度は高いのではないでしょうか?
わが家は、いただきもので大量にたけのこを頂いたときは「重曹」を使ってあくぬきする方法をとっているようです。
これが、一番手っ取り早く良い塩梅でたけのこのあくが抜ける・・・とうちの奥さんが申しておりました。w
で他の方、とくに人生の先輩方がどのような方法でたけのこのあくぬきをされているのかネットで調べてみたところ・・・思いの外、様々な方法が出てきてなかなか面白かったので今回はこの「たけのこのあくぬき方法」についてご紹介していきます。
私が調べて確認できたのは以下の12の方法です。
【代表的なたけのこのアク抜き方法】
(1)米ぬかを使う
(2)米ぬか+唐辛子
(3)水だけ
(4)重曹
(5)重曹+酢
(6)たかのつめ
(7)米のとぎ汁
(8)塩麹
(9)牛乳
(10)昆布
(11)小麦粉+鷹の爪
(12)大根おろしのおろし汁
おそらく一番有名で、昔から用いられているたけのこのあくぬき方法は(1)の米ぬかを使った方法だと思います。しかし、たけのこを頂いたりしたとき、自宅に「米ぬか」があるご家庭ってかなり少ないのではないでしょうか?
スーパーや八百屋さんで購入する場合は、ついでに米ぬかを購入出来たり、最近では米ぬかがセットになって筍がスーパーで売られていたりするケースもあるそうで・・・。
しかし、世のご家庭では「米ぬか」自宅にないケースが殆どかとですよね?それでも、調べてみると「米ぬかなし」でも、上記のように灰汁抜きには様々な方法があることが分かりました。
たけのこ。茎とか根とか、割と好き。 at KOiBUMi http://bit.ly/ZFueEN / JaggyBoss
たけのこのアク抜き方法は、ケースバイケースで一番適した方法を
これだけ多くのアク抜き方法があるとどれを選択して、実際にたけのこのアク抜きをしたらよいのか迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
それで、今回私がこれだけのあくぬき方法を調べていて、それぞれの方法には一長一短あるように考え、ケースバイケースで、その時点で最適な方法を使ってアク抜きをするのがよいのではないかと考えたしだいです。
それで、昔ながらの米ぬかを使った方法は一番オーソドックスで無難な方法で、旬のたけのこの香りもしっかりたのしめる方法だと思います。
ですので、自宅に米ぬかがあるご家庭ではこの方法が一番良いかもしれません。
あと、近年お掃除などにも広く活用されている「重曹」は結構多くのご家庭でも常備されているところがあるかと思いますが、わが家で大量にアク抜きするときはこの重曹を使ってやっています。
個人的な感想ですが、重曹を使った方法は手軽でしかもしっかりあくぬきが出来る方法ではないかと思っています。掘って日にちが経過してあくが強いたけのこなどは、この方法がよいのではないでしょうか?
あと、手軽なのは、「お米のとぎ汁」を使った方法かと思います。お米はどのご家庭にもあるでしょうし、米ぬかなしでもこれだけでも十分アク抜きはできます。
しかし、これも個人的な感想ですがコメのとぎ汁を使ったあくぬきはどうも、私からするとたけのこ独特のエグミが残りやすいような気がしてなりません。やり方が悪いのかもしれませんが・・・。
お米のとぎ汁ではなく、米粒をそのまま投入してアク抜きをされる方もいらっしゃるみたいですが、どちらかというととぎ汁よりその方がアクがしっかり抜けるような気がします。
あと、時間をかけてじっくり丁寧にアク抜きをしたい方は、水だけを使ってアク抜きをする方法がよいかと思います。高級料亭などで使われている方法のようで、わが家ではとてもそんな手間隙かける時間も労力もないので、この方法はパスです。w
あと、牛乳を使ったあくぬき方法がなんだか近年出回っているようですが、これも私の個人的な意見なんですが牛乳を使った方法はあまりおすすめできません。
理由は2つあります。ひとつは、あくぬきしたあとのたけのこの香りが失われてしまうから。2つ目が、アク抜きしたあとの牛乳の活用方法を知らないから・・・。
春の代表的な山の幸、「たけのこ」はその香りを楽しむのがかなり大きなウェイトを占めてると私は思います。しかし、牛乳を使うとこのたけのこの香りが全部消えちゃいますよね。
あと、親戚に乳牛を飼育してるものがいる身なので、たけのこのアク抜きに「牛乳」を使うのはかなり抵抗があります。
このように、それぞれの方法一長一短あるので、あくぬきをしようとしてるたけのこの状態や、いそいで調理したいのか、また来客用の料理の材料として使いたいのか、それぞれの状況に応じてあく抜き方法を選択されるとよいかと思います。
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