誰でも速く走れる骨ストレッチ

桐生祥秀選手が骨ストレッチを実践されているような情報を目にしたのが、つい最近のことで、それから幾日も経たない今日、彼がアメリカの試合で

9秒87

という追い風参考ながら、見事な記録で優勝したというニュースに遭遇しました。これは自分の中では少々偶然では片付けたくない因縁めいたものを感じたので今回はこの桐生選手と骨ストレッチに関する情報について書かせていただきます。

桐生選手は昨年怪我に泣かされたが、怪我との対峙は中学の頃からあったそうで・・・

日本短距離界の期待の星、東洋大学の桐生祥秀選手ですが、昨年彼にとって重要であったであろう韓国仁川で開催されたアジア大会前に痛恨の肉離れを起こしこの怪我のために試合に出場できませんでした。

高校生のころからすでに大きな注目を集めていた彼だけに、彼自身はもちろん陸上競技ファンも落胆の色を隠しきれなかったかと思います。

で、今回のアメリカでの試合で追い風参考ながら9秒台をマークして優勝した彼なんですが、プロフィールをのぞいてみると中学の頃からこの怪我には苦しめられてきてることが分かりました。

中学時代は腰痛や、おしりの筋肉?「ハムストリングス」の肉離れをやってらしたそうで・・・。ハムストリングスは、私も肉離れではないですが痛めたことがあるので辛さはよくわかります。

この競技人生での初期のころから怪我と対峙されてきた桐生選手だからこそ、試合に望むときの体の調整に関しては人一番神経を使っているのではないかと想像できます。

その現時点での答えが「骨ストレッチ」ということではないのでしょうか?

「骨ストレッチ」「合気道」「システマ」似てるものがあるような気が・・・

私が骨ストレッチに関して知ったのは先月のことでした。

NHKの立川志の輔さんが司会で人気の「ためしてガッテン」で、昔から運動前にやってた怪我防止のための「ストレッチ」が、実は怪我の予防になっていないとの放送内容で・・・これは私だけでなく多くの方が驚かれたのではないでしょうか?

この放送がきっかけで独自にストレッチのことについて調べていったら、骨ストレッチに出会い、また桐生祥秀選手の名前も同時に出会うことになったわけです。

で、この骨ストレッチのことを少し調べてみたところ、私は以前に見聞きしたあることが頭をよぎりました。

それは、日本で生まれた「合気道」と、ロシアの武術「システマ」です。

もう相当以前のことかと記憶していますが、合気道の創始者植芝盛平氏のことについて色々調べていたときに下の本を手にしたのです。

合気道の創始者植芝盛平氏より10段位を授けられた数少ない合気道の達人です。でこの藤平光一氏が書かれた上の書籍に何かことを始める前にリラックスするため両手をブラブラさせることが有効であると書かれていたように思います。

よく夏場にプールで泳ぐ前に両手をブラブラさせるあんな感じのものだと思います。

で、もう一つロシアのシステマですが、これも調べだすととにかく奥が深く興味深いものがあります。下のリンク先にあるYoutubeの動画で、システマの独特なエクセサイズが紹介されてますが、その体の使い方が、私が知ってるようなスポーツにおけるトレーニングとは異質なものであるように思えました。

https://youtu.be/MkqHTEG1FtE

骨ストレッチ、合気道、システマ・・・それぞれ全く別の世界のものではありますが、その根底に流れている体の使い方というのか?その中には大きな共通するものがあるように思えてなりません。

その共通点がなんであるのかは、素人の私にはわからないのですが、その共通項を表す言葉の一つに

「柔よく剛を制す」

この言葉があるように私は感じました。

今回桐生祥秀選手は骨ストレッチを取り入れて9秒台で走り優勝を勝ち取ったわけですが、陸上の短距離の選手で合気道的なアプローチ、システマの要素を取り入れたアプローチでも試合で良い結果を出せる選手が出てくるというのもまんざら無いでもないような気がするのですが・・・www

少し以前に、古武道の研究家であられる甲野善紀さんの様々な体の使い方をトップアスリートの人たちなどスポーツ選手が取り入れてたとの話題を目にしたことがありました。

なので、従来通りというか旧態依然とした陸上トレーニングではなく上のような別のものからのアプローチが、桐生選手並みの爆発的な記録樹立につながることもあるのではないでしょうか?

人間の体にはまだ隠された体の使い方がいっぱいありそうな気がします。

「骨ストレッチ」ランニング 心地よく速く走る骨の使い方 (講談社+α新書)