市川学園旧校舎

昔の日本は良かった・・・戦前・戦中生まれの私達の親世代にとって比較的ポピュラーなセリフです。

最近新学期が始まり、近年ちょくちょく耳にするようになった「中1ギャップ」という言葉を、80近い私の父が聞いて「自分らが子供の頃は近くにガキ大将がいて、しっかりと上下関係が・・・云々」この手の話が飛び出すようになりました。

今回はこの中1ギャップに対する父親の反応を見て思い出したことがあったので、そのことについて書かせていただきます。

戦中・戦前の子供たちは想像以上に「エグかった」

私の父親が昔の子供時代のことを自慢気に話しをするのは今に始まったことではありません。

私達が中学生の頃、日本は全国的に荒れてました。校内暴力などがニュースになったりして週刊誌の紙面が埋め尽くされていた時代でした。

受験戦争の弊害だと大人が口をそろえてとなえ、その後ゆとり教育へと変遷していったように思います。

その頃に、うちの親父は戦中戦後の子供はもっとしっかりしてた・・・みたいなことを事あるごとに私達兄弟に話をしてました。

あのころに私達にお説教のように説いていた同じセリフが「中1ギャップ」が話題になりだした昨今たびたび父親の口から出るようになってます。

昔の子供はこうだったので、今の子供達はこうすれば中1ギャップのような現象が抑えられるとか、防止できるみたいないくらか建設的な話をしてくれるのであれば、まだ今の子供達も聞く耳を持つのでしょうが、うちの親父はとにかく昔も今も「昔の子供はお利口さんで、親や先生の言うことをよく聞いたものだ・・・」みたいなことを頭ごなしに言うものだから・・・困ったものです。

戦争を知ってる親父世代の人に読んでもらいたい「昔の子供に関する」衝撃的な書籍

もう今から3,4年前になるでしょうかネットで動画を見てて衝撃的な事実を私は知ることになりました。

関東地区で放送されているテレビ番組で水道橋博士と宮崎哲弥さんが出演されていて、毎回ゲストを招いてすすめる番組内容になっていました。

私が衝撃を受けた回のゲストは管賀江留郎さんとおっしゃる作家?著述家の方でした。

で、番組でも取り上げられていた管賀江留郎さんの衝撃の著書というのが下記の本です。

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なにが衝撃的だったのかというと、戦前の日本の子供が数々の凄惨な事件を起こしていたという事実です。

うちの親父が話してた内容と、まったく真逆のことが書かれています。

このことをうちの親父に話すとおそらく頑として認めず、事実を受け入れることはないかと思います。

「事実」と書きましたが、この管賀江留郎さんどのようにして、この著書を執筆したのかというと、国会図書館にある戦前の新聞をチェックして、当時の新聞で報道されていた事実を一冊の本にまとめられているんです。

テレビ番組に出演されてお話されていた中で、大学の教授が「この本に書かれていることは本当なのか?」と著者に質問してきたこともあったそうです。

本当もなにも、戦前の新聞にはこの手の子供たちが起こした残忍な事件が数多く掲載されているそうです。

この事実を知らずに、昨今の「中1ギャップ」について、うちの親父のように話をするとなんだかとんでもないことになりそうで怖いです。

日本社会の戦前から現在までの子供社会で起こっている本当の真実を知らずして「中1ギャップ」に対する対応策や解決方法などは見出すことは出来ないのではないでしょうか?