上五島

食いしん坊のうちの家族は長崎と言って頭に思い浮かぶのが、カステラやちゃんぽん・皿うどんなど食べるものばかり。

先日、タモリさんが出演されてるNHKのテレビ番組「ブラタモリ」復活して、再スタートを切りましたが、初回、第2回の舞台が九州長崎でした。

テレビを普段見ない私ですが、このブラタモリは好きで見入ってしまいました。見て思ったのが、やはり長崎は歴史がある街だということ。それだけに食にまつわる話も盛りだくさんです。

今回はその長崎の食で、少し意外だった五島列島の手延うどんに関する話題になります。

五島うどんが「日本3大うどん」だったとは・・・

九州の西の端、長崎県。九州新幹線長崎ルートもすでに着工されているようですが、その長崎の西方の海に浮かぶのが「五島列島」。

釣り好きの方や、あとトライアスロンをやられる方だと五島長崎国際トライアスロン大会が開催されることで「五島」をご存知のかたも多いかと思います。

この五島には名産品が色々あり、椿油や「かんころ餅」、あと周りを海に囲まれているので海産物などは数多くあるのですが、その中でも特に有名なのが「五島うどん」。

手延うどんで、聞くところによると、讃岐うどん、稲庭うどんとならび「日本三大うどん」にならびしょうされているそうです。

なんでも遣唐使の時代にうどんが五島に伝わったそうで、それを考えるとかなりの歴史があることがわかります。

それで、この五島うどん、五島の地元の方はたっぷりのお湯でゆがき、それを釜揚げのようにしてダシにつけてたべる「地獄だき」という食べ方がポピュラーとなっています。

ダシがアゴだしといって、トビウオでとったとても美味しいダシにつけて食べられているそうです。

なぜにこの五島独特のうどんの食べ方を「地獄だき」というのか?普通に考えるとグラグラと沸騰したお湯で茹であげてうどんを食べるからだと思っていたのですが、一説にはこの五島うどんを食べた方が「至極(しごく)おいしい」と口をついて出た言葉の「しごく」が地獄に聞こえて「地獄だき」となったとの言い伝えがあるそうです。

<長崎県と五島列島の全景地図>

※Google Mapsより

長崎は五島うどん、ちゃんぽん、皿うどんと麺類が豊富

最初に書いたように、長崎でイメージされるものの中に、ちゃんぽん・皿うどんは定番中の定番だと思います。

これに、今回ご紹介した日本三大うどんの「五島うどん」も特産品としてあげられるわけです。

それで、さらに調べてみると長崎県にはこのほかにも麺類の特産品、名産品がいろいろとありました。で、有名な長崎発の麺類をリストアップしてみたところ

【長崎特産・名産の麺類の数々】

■ちゃんぽん

■皿うどん

■五島うどん

■島原手延素麺

■ド・ロさまそうめん

■六兵衛

いずれも歴史がある長崎で知られる麺類です。島原のそうめんは私も食べたことがあります。以前、島原に行ったとき、あの島原半島にはかなりの数の方が手延素麺を作っていらっしゃるとのお話を聞きました。

また「ド・ロさまそうめん」のドロさまとは明治期に長崎にやってきたフランスのド・ロ神父が伝えたそうめんになります。

一番最後の六兵衛(ろくべえ)は、さらに時代が古く江戸時代の島原の飢饉の際に、じもとの六兵衛という人物がさつまいもの粉と山芋をつなぎにした麺を考案し、六兵衛と名付けられ現在でも郷土料理として地元では食べられています。

ちょうど島原半島にある温泉地、雲仙に車で行くときに途中にこの六兵衛を食べさせるお店があったと思います。