昨年のちょうど今頃の季節、同じ会社の同僚で結婚を機に引っ越したやつがいます。
引っ越した場所が海のそば。
田舎の平屋の1軒屋で二人で住むには少し大きな家でした。子供が生まれた時の事を考えて、そこに引っ越したようですが、一年経過してある問題が先日勃発!。
エアコンの故障です。
波打ち際から数百メートルの場所に設置した室外機が塩害で故障
先月、その同僚宅で気温が高かった時に来客があって、久しぶりにエアコンを稼働させたそうです。
が!しかし、リモコンのスイッチを押しても全く動く気配がなかったそうで・・・。エアコン本体のコンセントや、リモコンの電池なども確認したものの、別に不備があるような箇所はないようで・・・・。
それで、お客さんが帰られて近くの電気屋さんに電話をして来てもらったところ、すぐに原因が判明。
エアコンの室外機が海の潮風による塩害でやられてしまったのが原因だったようです。室外機の筐体も引っ越してきて時は比べ物にならないくらい錆びて、塩害の酷さを物語っていたようです。
そのうちの家主さんが高齢のおばあちゃんで、塩害のことまで入居者にアドバイスできるような感じではなかったようで・・・。
さらに、その同僚宅の周辺にも他に人家はなく、あるのは農機具?だかを収納する小屋が2つ。
おそらく、その場所自体が「海の塩害」のことを考えて家を建てる人が昔からいなかったのでしょう。
若い同僚の夫婦にはそこまで頭が回らなかったようです。
市販のエアコンには塩害に強い耐塩害仕様室外機がセットになっているものがあった
私も知らなかったのですが、この同僚宅のように、海のそばにある家で使用できるような塩害に強いエアコンの室外機というのがあるそうなんですね。
その話を来てもらった電気屋さんに聞いて、その耐塩害仕様のものに買い換えることを決めたようです。
基板の修理で動くようにはなると電気屋さんに言われたものの、基板の交換だけで3万円近くかかるとのことだったので、室外機の外側のケースも錆びだらけの状態だったので、新しく買い替えることにしたようです。
昨年は台風もやってきて、その時におそらくかなり塩をかぶってしまったのではないかと思います。
なので、新しく耐塩害仕様室外機にしてさらにその周りを波板の小屋みたいなものでカバーするようにしたいと言ってました。
幸い彼は日曜大工が得意なので、ホームセンターで材料を買ってきて自分で作るようです。
その小屋を作ることで、彼たちがその貸家から退去したあと新しく入居された人がエアコンを設置するとき、塩害非対応のエアコンであってもダメージは少ないだろうと思われます。
一応家主のおばあちゃんには了解をとったようで、まったくの自腹での設置になるようですが、彼の趣味も兼ねているので、まあ良かったのではないでしょうか。
一つ勉強になりました。
【室外機が耐塩害仕様になってるエアコン】
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