Gifu University Hospital 岐阜大学病院

先月末に大腸がんで亡くなられた俳優の今井雅之さん。記者会見での変わり果てたお姿を拝見してから、それほど月日が経たずして他界されました。

記者会見での姿を見た時、私は最初今井さんであることが正直分かりませんでした。

同年代のものとして少なからずショックを受け、健康に関する認識を少し変えるべきかと自問した出来事だったように思います。

このことがあって、先日散髪に行った時に、順番を待ってる間、週刊誌を見ていたらこの今井さんに関する記事が出てるのに目がとまりました。

不調を訴え、病院で検査して大腸がんが見つかった時、余命数日だと医師から宣告されたとのこと。

さらに、これほど大きくなった大腸がんは少なくとも10年は経過してると医師が判断されたそうです。

自衛隊で鍛えられた体で、健康には自身があった今井雅之さんですが、健康診断はまったく受けていらっしゃらなかったようで・・・。

大腸がん検診は避ける人が多いそうで

今井さんとて、一年に一回とは言わず3年に一回でも健康診断を受けていれば、ひょっとしたら助かっていたかもしれません。

特に大腸がんは早期に発見し、早期治療をすると9割型治ると言われているだけに非常に残念です。

それで、雑誌に書いてあったのが、この大腸がんの検診、具体的には内視鏡を使って大腸内部を検査するのが痛みなどを伴ったり、あと肛門から内視鏡を入れるので女性の方などは恥ずかしがって検査を避ける人が多いそうです。

そういうこともあって、今回の今井さんのように発見が遅れ、命を落とされるケースも多いと・・・。

それで、その恥ずかしさを軽減する大腸がんの検査としてバーチャル内視鏡検査というのがあると紹介されていました。

Surugadai Nihon University Hospital
Surugadai Nihon University Hospital / Dick Thomas Johnson

大腸のバーチャル内視鏡検査費用はかなりバラつきがある

バーチャル内視鏡検査というのは、結局お尻の肛門から内視鏡を入れることなく、バーチャル映像で大腸の中を撮影し、腫瘍やポリープの有無を検査する手法なんですね。

なので、従来型の内視鏡を使っての大腸の検査が恥ずかしいという方は、こちらがおすすめだと紹介されていました。

でも名称がバーチャルとついているので検査費用がかなり高額で高いのではないか?と思ったので今回少し調べてみました。

まず、最初は愛知県の医療機関の例です。

マルチスライスCTによる大腸の仮想(バーチャル)内視鏡検査(病気の有無の診断費用含む)

自己負担  3割 5,940円
2割 3,960円
1割 1,980円

次は、東京都内の医療機関のケース

大腸がん検査(3D-CT仮想内視鏡検査)

35,000円

この調査結果を見てえらく費用に開きがあるなと思いました。雑誌には保険適用でバーチャル内視鏡の検査費用は1万円ほどだと書かれていたので、この調べた結果とはかなり違います。

その他にもネットで調べられる病院、医療機関の情報を調べてみたところ、だいたい3万円台の検査費用のところが多かったです。

それで、これはどういうことかよくよく調べてみると、病院によって多少の差はあるようですが、バーチャル内視鏡の検査費用は

自由診療の場合は3万~4万円ぐらい

保険適用で5000円程度

ということだそうです。検査の精度や、検査費用に含まれている内容なども医療機関によって全然違うようなので、検査を受けようと検討されている方は、十分どのような検査内容で、どの程度費用がかかるか事前に調べたほうがよいようです。

Gifu University Hospital 岐阜大学病院
Gifu University Hospital 岐阜大学病院 / Yuya Tamai

バーチャル内視鏡検査のデメリット

バーチャル内視鏡検査は従来の内視鏡検査と比較して痛みが無かったり、最大のメリットとして恥ずかしさを感じずに済むという大きなメリットがります。

しかし、この検査にもデメリットがあります。

そのデメリットとは、検査によって仮に大腸内部に腫瘍が見つかった場合、従来の内視鏡検査の場合は、その場で切除が可能ですが、バーチャルの場合は画像上での確認となるので発見できたとしても切除が出来ません。

なので検査で腫瘍やポリープが見つかった場合は再度、従来型の大腸内視鏡による切除を行う必要が出てきます。

結局、何か異変があった時は二度手間になるわけです。

さらに、どちらの検査でも事前に腸の中を綺麗にするために下剤を服用して腸の中の便をきれいさっぱり排泄する必要がありますが、この下剤を2回飲む必要が出てくるわけですね。

また、費用も余分にかかることになります。

この辺をどのようにとらえるか・・・これは個人差があるかと思います。女性の方だとやはり、バーチャル内視鏡での検査を最初に受けたいでしょうし、男性の方だと費用のこともあるので、従来型でいいとおっしゃる方もいるでしょう。

これは、ケースバイケースで変わってくると思います。

あと、今回調べていた中で、一部の健康保険では、仮想大腸内視鏡検査の費用が補償されない場合があるとの情報が以下のページにありました。

http://ja.healthline.com/health/virtual-colonoscopy#%E4%B8%8D%E5%88%A9%E3%81%AA%E7%82%B97
※記事削除により閲覧不可

ですので、検査を検討されている方は十分下調べをして、費用等の確認をされて検査を受けるようにしてみてください。