太田牛一:本当の信長を私達に教えてくれる戦国時代のメモ魔

日常生活

織田信長

太田牛一概略

太田牛一(おおたぎゅういち)は戦国時代の安土桃山時代から江戸時代の初期まで生きた武将です。

正確には1522年の大永7年に現在の愛知県名古屋市あたりで生まれ、1613年の慶長18年に今の大阪玉造(たまつくり)で永眠しています。

86歳で亡くなっているので当時としてはかなりの長寿といえるかと思います。

現在のものの本では太田牛一として紹介されていますが、1581年まで名前を「信定」と名乗っていました。

なので、現在知られている太田牛一という名前は彼の人生86年間の間の半分以下である「32年間」しか名乗ってなかったことになります。

太田牛一は最初誰の配下だったのか?

太田牛一というと戦乱の世に生きた、度を越した「メモ魔」であることで知られます。

また多くの著書を後世に残し、中でも戦国武将で一番認知度が高い「織田信長」に仕えた時に、信長の日常をメモしたものを元に「信長公記」といった名著を書き上げています。

この牛一、私などは信長に仕えていたイメージが非常に強く他の武将の配下についていたという知識が全くありませんでした。

それで太田牛一は最初誰の配下だったのか?ということをまずは調べてみました。

そうすると、最初に出てきたのが牛一が生まれた名古屋にある成願寺というお寺で、僧侶をしていた事実が出てきました。

このあとに、仏門を離れ最初に家臣となったのが斯波義統という戦国時代の守護大名。

義統が亡くなったあとに、義統の嫡男とともに織田信長の配下になったようです。

Gifu Park 岐阜公園
Gifu Park 岐阜公園 / Yuya Tamai

太田牛一を描いたドラマ

今回取り上げている太田牛一については、加藤廣さんが書かれたベストセラー歴史小説『信長の棺』(のぶながのひつぎ)が非常に有名です。

この本、小泉純一郎元首相が愛読されていた歴史小説としてつとに有名ですね。

これだけ大ヒットした歴史小説ですから、テレビ業界が黙っているわけないです。

2006年にテレビ朝日が、同名のテレビドラマ「信長の棺」を放送しています。

これ私は見てないんですよね。

それで、テレビ朝日かどこか別のところからDVDが発売されているのではないかと探してみたんですが、どうやらドラマでの放送のみのようです。

出演者が太田牛一を歌舞伎界から松本幸四郎さんが演じ、秀吉を同じく歌舞伎役者の中村梅雀さんが演じられています。

このほかにも豪華な役者さんが出演されています。

大村由己役を蟹江敬三さん、興雲院を浅野ゆう子さん、徳川家康を西郷輝彦さん、明智光秀を小日向文世さんが演じられています。

あっ!それと肝心な織田信長役をジャニーズのTOKIOのメンバー松岡昌宏くんが熱演。

2006年に放送なので大方10年も前です。このドラマ、なんとか再放送、いやDVD化してもらえないでしょうか?テレビ朝日さん!!!

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