五山の送り火初心者の私が色々調べて分かった4つの事

五山の送り火の画像 日常生活

毎年お盆が終わる8月16日に全国ネットの深夜のニュース番組で京都からの映像が流れます。

五山の送り火です。

さて今年の夏は時間が出来たし、人混みや雑踏に耐えられる体力もありそうだから直接京都に足を運んで五山の送り火を見てみようと・・・そう考えた時に何も予備知識がない状態で8月16日に京都に乗り込んでもあとになって後悔する確率が高そうなので、初心者は初心者らしくきちんと下調べをして乗り込もうと考えました。

それで、待ったゼロから京都五山の送り火について色々調べてみたので、私同様に初めて送り火を見に行くとおっしゃる方に少しでもお役に立つ情報を集めてみました。

五山の送り火の日時や点火時間などについて

まず基本的なことからですが、京都の五山の送り火というのは、毎年8月の16日に京都市内にある大文字山などをメインに、山肌に篝火をたいて

大文字山には「大」

左京区の西山・東山には「妙」「法」

北区西賀茂の船山には「船」をかたどる篝火

北区大北山の左大文字山にも「大」(左大文字)

右京区嵯峨鳥居本の曼荼羅山には「鳥居」

がそれぞれ文字や形をかどった篝火が山にはなたれ、お盆で帰ってきていた御霊をあの世へ送り出す長年つたわる一大イベントとなっています。

点火時間も決まっていて夜8時ちょうどに大文字山、8時5分に妙法の西山と東山、8時10分には舟形の船山、左大文字は8時15分に、最後が曼荼羅山の鳥居松明が8時20分に点火されます。

この時間は昨年変更になっているそうで逆に見慣れている人は時間を間違って認識されている方もいらっしゃるかもしれません。

初心者は五山の送り火が全て見える一望できる鑑賞スポットに行きたがるw

遠方から8月16日ピンポイントで京都に行って、はるばる京都にやってきたのだから五山の送り火が全部見たいとおっしゃる方は想像以上に多いようです。

それはそうですよね。せっかく京都まで行ってリアルタイムで灯籠をバックにきれいな五山の送り火を見たいと思われるのも無理はないと思います。

それで、多くの方はよくばって五山の送り火が全て見えるスポットがないか探すわけです。(笑)

いろいろ探すと、隠れスポットや秘密の鑑賞スポットがあるようですが、初心者の方にまずはおすすめしたい、メジャーな場所をいくつかご紹介したいと思います。

京都駅ビル空中経路・大空広場

イオンモール京都五条の屋上駐車場(事前抽選あり)

京都タワー

京都ホテルオークラ

ウェスティン都ホテル

全て見える場所というのは裏を返せば、多くの人が集まるでしょうし、また場所によっては五山の送り火の一つ一つがかなり小さく見えることになるというデメリットもあります。

それでカメラが趣味の方などは、被写体に対する感覚が普通のかたよりも敏感だと思いますので、一度京都の地図を広げてどこから狙うのがベストな撮影スポットか考えてみるのも面白いかと思います。

五山の送り火は今やネット中継、ライブ中継されている

これは今回調べていて初めて知ったのですが、現在はインターネットが発達した社会になってしまっているので、ネットで動画の生配信など素人でもすごく簡単に出来ちゃいます。

ご多分にもれず京都の五山の送り火もネットでライブ中継、ネット中継をされていることを今回しりました。

ひとつが「京都いいとこウェブ」さん

2015年8月16日 [Ustream:生中継] 五山送り火|京都いいとこウェブ
2015年 京都五山送り火生中継 8月16日(日)19時45分頃よりUstreamにて生中継予定!

8月16日の19時45分からUstreamで生中継されるそうです。こちらはTwitterでもテキスト中継もされるそうで、なぜこれにもっと早く気が付かなかったのか少々悔やんでいます。w

もう一つが「京都コンピュータ学院」さん。

「五山の送り火」ライブ配信
京都コンピュータ学院洛北校から五山の送り火『大文字』『妙法』『舟形』の様子を静止画とストリーミング動画でお送りします。

こちらは携帯サイトも用意されているそうです。配信時間は16日の19時50分からで、舟形と法と2つ別々のUstreamのページを用意されて生配信されるようです。

テレビのニュース映像を見るよりも、ネットで生配信を見るほうが臨場感があってよさそうです。

五山の送り火は翌日にもまだイベントが残っていた!

五山の送り火はこれまでニュース映像などだけしか見たことがありません。なので、16日の夜に大文字山などに煌々と篝火が燃える映像をみて、先祖の御霊を送りそれでイベント的には終わりだと思っていました。

ところが、これも今回調べて初めてしったのですが、この五山の送り火が行われた翌日の17日にもまだこの行事は続いていたんです。

17日の朝早くから、大文字山など送り火をたいた山に多くの人が上り、前日の晩に火をたいて消えてしまった「消し炭」と呼ばれるものを拾い集めるそうです。

これを持ちかえることで厄除けや様々な災難から身を守ってくれるということで地元の方は送り火の翌日袋を持って山に登るそうです。

これは、全国ニュースでも毎年流しているのでしょうか?私は先程もかいたようにまるっきり初めてこんな事をされているということを知りました。

なので、遠方から五山の送り火を見に行く方は16日に京都で一泊して翌日消し炭を拾い自宅に帰るのが良いでしょうね。

せっかく京都まで行って、送り火だけ見て帰るのは勿体ないです。

私だったら多めに消し炭を拾い集めご近所にお配りするかも・・・。w

今年はもうホテル取るの無理っぽいから来年チャンスがあったら一泊して消し炭をゲットしたいと思います。

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