先日の13日に22日から始まる世界陸上北京大会の話題について記事を書かせて頂きました。

世界陸上北京大会男子100m誰が勝つ?ボルト?ガトリン?
https://55big.com/post-1959/

陸上競技でもっとも注目をあつめる男子100mの話題だったのですが、今回の世界陸上で日本人選手で個人的に特に注目したいのが今回取り上げます男子競歩の鈴木雄介選手です。

今年20km競歩世界記録を打ちたて波にのる鈴木雄介

私は今回の世界陸上の予習をするまで鈴木雄介選手の存在について全くしりませんでした。

テレビ中継するTBSのサイトで「超人BIG8」として今世界陸上北京大会で注目すべき選手8人をピックアップして紹介しているのですが、その中に唯一日本人選手として紹介されていたのが鈴木雄介選手でした。

なぜ超人BIG8に鈴木選手が選ばれたのか?おそらくそれは今季男子20km競歩で世界記録をマークしているからにほかならないと思います。

今年3月15日に行われた全日本競歩能美大会にで、鈴木雄介選手は1時間16分36秒の世界新記録を樹立しています。

それまでの20km競歩の世界記録が2007年にロシアのウラジミール・カナイキン(Vladimir KANAYKI)が出した1時間17分16秒でした。

さらにさかのぼり、カネイキンの世界記録の以前の記録が世界陸上3連覇を達成したエクアドルのジェファーソン・ペレスが2003年にパリで行われた世界陸上で出した1時間17分21秒。

もう一度確認しますが鈴木雄介選手が今年三月に出した20km競歩の世界記録は1時間16分36秒

カナイキン選手の記録から40秒速く世界陸上3連覇したペレス選手の記録からは45秒も速い記録を鈴木選手はうちたてたわけです。

この大幅な世界記録の短縮は、使用した競技コースの違いはあるものの公認のコースなのでしょうからかなり凄いことのように素人ながら思いました。

それで、鈴木雄介選手のここ数年の20km競歩の記録をさかのぼって調べてみたところ

<鈴木雄介選手の20km競歩年次ベスト>

2012年 1:22:30
2013年 1:18:34 日本記録(当時)
2014年 1:18:17 日本記録(当時)
2015年 1:16:36 世界記録・アジア記録・日本記録

上記のように昨年まではまだカナイキンやペレス選手に遠く及ばない18分台の記録が年次ベストとして残っています。

さらにさかのぼって鈴木選手の記録を見てみると1時間20分を切ったのが2年前の2013年のようで、そのころまだ彼の記録は世界記録の17分台には程遠いものでした。

それが18分台からいきなり17分台を飛び越えて1時間16分36秒とは彼のもつポテンシャルの凄さを感じます。

今年2月世界記録を出す前に鈴木雄介選手は後に同じチーム所属となる髙橋英輝選手に負けていた!

この鈴木雄介選手の記録を調べていた時に気づいたのですが、3月に世界記録を出す前の月に、当時まだ大学生だった高橋英輝選手にレースで負けていました

今年2015年2月15日に神戸の六甲アイランランド甲南大学周辺コースで行われた日本陸上競技選手権大会で、当時まだ岩手大学の学生だった高橋英輝選手に20km競歩で負けていたのです。

その時の記録が

高橋英輝 1:18:03  日本新記録
鈴木雄介 1:18:13  日本新記録

競歩で10秒の差がどんなものなのか素人には分かりませんが、おそらくこの時間差以上に距離は離れていたのではないかと想像します。

で、この高橋英輝選手は大学を卒業したあと鈴木選手が所属する富士通の陸上部に入部されています。

今回の世界陸上北京大会の男子20km競歩の日本代表には富士通の世界記録保持者鈴木雄介選手と、その鈴木選手に今季の日本陸上競技選手権で勝手いる社会人1年生の高橋英輝選手が出場するんです。

これは、メダルの期待せずにはいられませんよね。というか金メダルを期待してよさそうな日本選手の布陣です。


<世界陸上北京 男子20km競歩日程>

8月23日 日曜日 09:30頃
男子20km競歩決勝

鈴木 雄介 (富士通)
髙橋 英輝 (富士通)
藤澤 勇  (ALSOK)

日曜日の朝からです。みんなで応援しましょう!