放射冷却現象をわかりやすく説明:ポイントは晴れた日と「雲」

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クリスマス寒波!フロントガラスかびがびに凍ってます…
クリスマス寒波!フロントガラスかびがびに凍ってます… / klipsch_soundman

 

大人になるとそれほど気にならない事も、好奇心が旺盛な子供にとっては、とにかく何もかもが「知りたい」対象となっています。

 

テレビのニュースを見てて聞きなれない言葉が出てくると、大きな声で(笑)

 

 

「ねぇ、ねぇ、これ何?」

「なぜ?」

「どうして?」

 

とにかく、あり余った好奇心とエネルギーを、貪欲な知識欲に注いでくるので手がつけられません。

 

これが、中学生や高校生であれば

 

「自分でググりなさい!」

 

とでも言えるのでしょうが、幼稚園児などにはそこまで言うのも酷なものがあります。w

 

しかし、やがてというかあっと言う間に、こんな無邪気な子供も高校生になって

 

「なぜ?」が「マジ?」に変化し、うぜーが口癖になっていくものと思われます。w

 

前置きが長くなりましたが、今回は幼稚園に元気に通ってる子供から「放射冷却って何?」と質問がありました。

 

みなさん、放射冷却を子供に、わかりやすく説明できますか?www

 

私は放射冷却という言葉は知ってますし、またこの現象が起きると朝方冷え込むということは知ってますが、それを具体的に子供にわかりやすく説明しろと言われると・・・・www

 

冬、日中に太陽が出て晴れると翌日の朝に冷え込む・・・これが取り敢えず放射冷却の大筋だと思います。

 

ここまでは、私も知ってます。

 

ところが、なぜ冬場晴れると翌日の朝方冷え込むのか?このメカニズムが私には分かりません。w

 

で、調べてみました。

 

ポイントは雲!

 

放射冷却現象の大きな流れとしては

 

【放射冷却の大まかな流れ】

①昼間、太陽によって地表面が温められる

太陽が沈むと、温められた地表面から熱が上空向かって放射される

夜間雲がなく、星空が見える状態であれば地表から放射された熱は、さえぎるものが何もなく、どんどん熱が上空へ逃げていく。

④よって夜明け前が、一番気温が下がる

 

これを子供にわかりやすく説明するのは、少々難しいかもしれませんね。w

 

上記の放射冷却の流れと、それとは逆に雲があるときのケースを一緒に説明するとわかりやすいかもしれません。

 

夜間、雲があると地表の熱が上空に上がっていき、そこに雲があるとその雲が熱を吸収します。

 

熱を吸収した雲は、今度は地面に向かってそのたまった熱を放射するので、地面の温度は下がりにくくなるということなんです。

 

雲と、地面が熱い玉をキャッチボールするような感じと説明するとわかりやすいでしょうか?雲がないと、地面は熱い玉を空に向かって、どんどん投げる一方で、夜明けには温かい玉がなくなって、冷え冷えになるんだよ~って・・・これで勘弁してくれないかな~www。

 

子供の、ちょっとした疑問に真剣に答えるのもかなりの労力を取られてしまいます。ww

 

頭の体操になるので、良しとしておきましょう。

 

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